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読んでいて楽しい小説兼ビジネス書!「仕事は楽しいかね?」【書評】

こんにちは!

 

今回は「仕事は楽しいかね?」を読んでみました!

 

実は前に読んだことがあったのですが感動したにもかかわらず、メモすら取っていなかったのでまた最初から通して読みました笑

 

目次

 

こんな人におすすめ!

・何も考えずただひたすらに日々を過ごしている
堅いビジネス書を読むのが苦手
・成功したい
・他の人と差をつけたい

 

あらすじ

 「私」は35歳のサラリーマン、給料はそこそこ。

 ある晩、「私」は空港にいた。大雪という最悪の条件で飛行機が飛ばなくなったからだ。そんな中、子供たちと遊んでいた70歳前ほどの老人と出会う。

 その老人は私にいくつかの質問を投げかけてきた。そして一つの質問が「私」をぎくりとさせた。

「仕事は楽しいかね」

 疲れも相まって「私」は仕事の愚痴や過去の挑戦の失敗を話した。老人は熱心に話を聞いていたが、子供たちに引っ張られて去って行った。

 その後、近くにいた女性からその老人が発明家で巨額の富を築き、政界ともつながりがある「マックス・エルモア」であることを聞かされた。

 そして、幸運にもその老人が戻ってきた。 老人「マックス・エルモア」とのたった1晩で「私」の人生を変える話が始まる…

 

こんなことが書かれている!

・みんながしているような目標設定は意味がない
まぐれ当たり専門家を目指せ
偶然は発明の父
成功の秘訣とは

 

詳しくは備忘録の学んだことの項目でまとめているので、気になる方はぜひご覧ください!
 

 

感想

 やはり、なんといってもまずとてつもなく読みやすい!

 

小説になっているのでビジネス書が苦手だという人でもすらすら読める1冊だと思います。

 

そして、書かれている内容も他のビジネス書では聞けないようなものが多くあります

 

 私が特に衝撃を受けたのは、目標設定は意味がないということです。

 

目標設定をし、その目標に照準を合わせて計画して、努力することで達成していく。

 

これが一般的に言われている成功論だと思います。

 

しかし、 目標設定して、計画を立ててそれに向かっている間にも世の中は変わっていきます。

 

そのため、目標設定をして目指しても成功する確率は高いとは言えません

 

その上、目標をしっかり達成できていると自信を持って言える人も少ないと思います。

 

 しかし、この本のメンターとも言える「マックス・エルモア」さんはたった一つだけ目標を設定しています。

 

それは、「明日は今日と違う自分になる。」です。

 

これは、常に変わり続けるということ。

 

世の中の変化にも対応できます。

 

 私は他にもこの本を読んでいて感じたことがありました。

 

それは、「シン・ニホン」とリンクするところがあるということです。

 

例えば、「世の中は変化している」「日本人は平均より上を目指すことで成功しようとしている」です。

 

「シン・ニホン」では、N倍化という表現で登場していましたが、日本人は質を上げる、量を増やす、このことで成功を収めてきました。

 

以前この本を読んだときは、「シン・ニホン」を読んでいなかったので、そこまでこの部分に関心はありませんでした

 

このようにビジネス書で得たことがつながる瞬間は読書をしていて楽しくなります!

 

 また、「シン・ニホン」のテーマとも言える未来を創る人材は「異人」でした

 

この本でもそこに通ずる部分がありましたが、違う表現で述べられていました。

 

それに気づけた時も同じ嬉しさを感じました。

 

 他には、この本のテーマでもある「試し続ける」これがいかに重要かが伝わってきました。

 

本の中で直接的に「仕事は楽しいかね?」に対する答えは述べられていません

 

しかし、それに対する答えは、「人は試すことが好き、仕事をする上で試し続けることが重要」だと思います。

 

マンネリ化の打開策とも言える、そして、成功への道筋とも言える「試し続ける」こと

 

私も、ブログを通して、さらには生活でも試し続けることを胸に刻んで生きていきたいと思います!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

他のビジネス書とは違い、気軽に読むことができ、他の小説と異なり、多くのことが得られます!

かなりおすすめの1冊です!

 

備忘録も読んでいただけると嬉しいです。