Nick Book~読書で人生を豊かに~

ニックが送る、読書で人生を豊かにする方法

試し続けて偶然を待つ。今までの考えを覆す成功論!「仕事は楽しいかね?」【備忘録】

こんにちは!

 

今回からは小説ともビジネス書ともいえる「仕事は楽しいかね?」の読書メモと学んだことをまとめていこうと思います!

 

書評はこちら!

 

 

目次

 

準備

 今回は過去に1回読んだことがある本なのでいつものような準備は省略します

 

今回もう一度読もうと思った理由は、前に読んだとき世界が広がった気がしたが、現在内容を覚えていないからです。

 

さあ、今回もはやく学んだことを教えて!

ニック、やる気があるのう。

 

学んだこと

目標を設定しても意味がない

 人生は目標を設定して、それをクリアしていくという規則的なものではないため、意味がない

 

むしろ、目標を設定することでその目標に縛られてしまう。(目標以外のことを試す機会を奪う)

 

目標について、老人こと「マックス・エルモア」が述べたこと。

 

「僕がいままでに掲げた目標が一つだけある。聞きたいかね?」

"明日は今日と違う自分になる"だよ。

 

  日々、より良い自分になる、より良くなるためには昨日とは違う人にならなければならない。

 

変わり続けることが必要。

(決して簡単ではないがワクワクする)

 

目標を立てることに意味がないなんて初めて聞いたよ…!

ニックは毎回意味のある目標が立てられているのかな?

確かに、立てた目標が何かを生み出したことの方が少ないかも…

それも意味がないうちの一つじゃな。

 

遊んで結果を待つ

 

これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。"遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る"

 

(実例)
 スティーブ・ウォズニアックは自分で使うコンピュータの組み立てをして、仲間に見せた。 

彼は、それで儲けようなんて全く考えていなかった。 

しかし、友人のスティーブ・ジョブズが販売することを提案し、共にカラーのコンピュータを作り出した。

 →現在のAppleの始まり

 

最初から目標を立てていたわけではない、遊び感覚で試して、成り行きを見守ったに過ぎない。

 

目標を立てずに遊んでれば良いなんてあり得ないよ。才能ある人はそれで良いかもしれないけど!

少し極端だったかのう。

 

試し続ける大切さ

 

大人になっても「学生モード」のままの人が多い。

 

「学生モード」とは、課題(仕事)をもらってそれをクリアしていく、そして、また課題を待つこと

 

テキトーではいけない。

 

しかし、「学生モード」のままでもいけない。

 

テキトーに10回試しても、10回失敗する。

 

しかし、成功するためにやるべきことをやって、10回試せばそのうち失敗が9回になる。

 

真面目な「学生モード」、才能の有無、強運の持ち主、これらが成功するのではなく、試し続けた人が成功する

 

毎日違う自分になる = 試し続ける

 

納得いったよ!才能も関係ないんだ!

そうじゃな。

 

偶然の産物

試していく中で成功が偶然うまれることもある。

 

コカコーラの誕生秘話

https://www.cocacola.co.jp/stories/1886-1892#ath 

 

要約すると、コカコーラはジョン・ペンバートンという薬屋が雇っていた従業員の2人が、頭が痛いわけでもなく、頭痛薬を薄めて飲んでいた。

 

それを水ではなくソーダ水にしたところからコカコーラがうまれた。


他にもたくさん偶然の産物はある。

たくさんまとめられているので参考にどうぞ↓


 

必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。

 

世界を変えるような発明には、まぐれも必要。

 

偶然は身の回りにたくさん転がっている。

 

 

アンテナを張り巡らせるのが大切だね!

そうじゃな。

 

目標の弊害

・目標を立てたことによって、周りが見えなくなってしまうことがある。
・目標を立て、達成するまでの間に周りの状況が変わってしまうこともある。
・目標を立てることで、試すことをしなくなってしまう

 

「成功の秘訣は目標と計画」これはよく聞くが、裏を返して「失敗したのは目標や夢がなかったから」これは聞かない

 

目標を立てても成功する方が少ない。

 

それなら、試し続ける方が確率がグンと上がる

 

確かに、世の中が変わるスピードは早いって「シン・ニホン」でもやったね!

 

真似ても成功は手に入らない

 成功者の話を聞いてまねれば成功するなんて話はあり得ない。

 

多くの人が、成功者をまねることでみんなが同じことをしている状態になる。

 

素晴らしいアイデアは生まれない。

 

じゃあ、他人を凌いで成功するにはどうすれば良いの?

それを考えてみるかのう。

 

他人を凌ぐためのルール

 

"完璧とは、ダメになる過程の第一段階"

 

完璧だと思い込むと、自分自身の成長が止まってしまう。

 

完璧なんて存在しない。

 

さらに上が必ずある。

 

完璧と決めつけて止まってしまったら、周りに追い抜かれる時が来る。

 

日本人のシンプルな戦略

 成功したければ努力をする、量を増やす、質を上げる。

 

周りの人より少しでも多く、少しでも良く。

 

これが日本人の上を目指す戦略だ。

 

問題は、平均より上の人があまりに多くて、みんな普通になってしまっているってこと

 

 

平均より上を目指すことで、産業を成功させてきた。

 

自動車も、欠陥車をゼロに近づけることで成功してきた。

 

他の国が追いつくまでは。

 

でも、日本人の考え方は当然だよ!
コカコーラはアイデアが降ってきたから成功したんだし!

じゃあ、これはどうかな?

 

アイデアを受け取る準備

 もし、自分がコカコーラ誕生秘話の中の薬屋だったとする。

 

そして、2人の従業員が薬を薄めて飲んでいた。

 

ニック、君ならどうするんじゃ?

売り物の薬だよね?怒るよ。
…あ!そういうことか!

そういうことじゃ。

 

成功につながる偶然を今までも多くスルーしているかもしれない。

 

重要なのは、やるべきことをやって試し続けて、偶然を待つこと。

 

〈あらゆること〉をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから

 

あらゆることってなにをすれば良いの?

難しいが、今からできることをこの本の中でマックス氏は述べておるんじゃよ。

 

3つのリスト

  1. 仕事でイライラすることなど問題点を書き出す
  2. 仕事に関してやっていることを書き出す
  3. 仕事のミスを書き出す

 

できるだけ細かく。

 

そして、それを目に入るところに貼っておく。

 

そして、そのリストと同じことをやってはいけない

 

そうすれば日々変化することができる。

 

可視化するんだね!

そうじゃな。 

 

アイデアを生み出す方法

 新しいことを試すためには、アイデアが必要になる。

 

新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。

 

新しいアイデアを生み出すためには、古いアイデアと古いアイデアを合わせたりすることが大切。

 

また、自分の専門以外の分野からも学べることはたくさんある。

 

常にアンテナを張り巡らせておくことが大切。

 

まさに、「他山の石」

 

3つのリストのうち「仕事に関してやっていることを書き出す」が役に立つ。

 

ミスを恥ずかしがらない

 ミスと感情は別々にして考えるべき。

 

ミスを恥ずかしがって隠そうとしてはいけない

 

ミスを恥ずかしがらずに感情と切り離して考える。

 

3つのリストのうち「仕事上のミスを書き出す」が役に立つ。

 

書き出してそこから新たに試してみる。

 

人は試すことが好き

 これはこの本の中でも、重要な効果として挙げられている「ホーソン効果」で証明されている。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

ホーソン効果 - Wikipedia

 

解説の部分に載っている工場のいくつかの実験で被験者になる人は挙手制だった。

 

自ら被験者として名乗り出るということは試すのが好きということだ。

 

やるべきことをやる努力をして、偶然を待つ。新しい考え方を手に入れた気がするよ!

がんばるんじゃよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

「仕事は楽しいかね?」 のシリーズ2はこちら

 

 

堅いビジネス書ではなく、小説になっているので、ビジネス書で飽きてしまうという方にもおすすめです!