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「チーズはどこへ消えた?」の続編!「迷路の外には何がある?」~信念が人を動かす~

どうも、ニックです!

 

今回は、「チーズはどこへ消えた?」の続編「迷路の外には何がある?」を読んでみました!

 

「チーズはどこへ消えた?」の中では示されなかった、「なぜ変化に適応できるときとできないときがあるのか」「どうすれば変化に素早く容易に適応できるのか」が示されています。

 

そして、「チーズはどこへ消えた?」を読んだ方々が一番気になっているであろう、「ヘムはどうなったのか?」という問いの答えも明かされます!

 

「チーズはどこへ消えた?」の記事はこちら!

 

目次

 

 

あらすじ

登場するものたち

 

前回の「チーズはどこへ消えた?」に加えて新しく、登場した者たちを以下で紹介します!

 

【ホープ】女性の小人。「ヘム」の考えを大きく変える重要人物。

【りんご】「ホープ」が生活していた場所にあった食べ物。

 

物語

 

「チーズはどこへ消えた?」のその後の話。

 

「ヘム」は事態が一向に変わらないことにイライラし、徐々になぜ自分は「ホー」についていかなかったんだという考えにたどり着く。

 

そして、昔チーズを求め冒険していたときに使っていた道具を見つけ、過去を思い出すとともに迷路の外に出ることを決断する

 

彷徨い続けたある日赤くて丸いものを見つける。

 

それがリンゴであることを、出会った小人「ホープ」が教えてくれる。

 

今までの考えに捉われ続けている「ヘム」はなかなかチーズに巡り合えない。

 

その後「ホープ」からの刺激を受け、迷路の外を目指し、新たな冒険に出る…!

 

「ヘム」は「ホー」と再会できたのかな!?

どうじゃろうな。
読んでみればわかるかもしれんぞ。

 

感想

 

「チーズはどこへ消えた?」に引き続き、「迷路の外にはなにがある?」も、人生におけるとても重要な教訓を教えてくれました!

 

もちろん今回のテーマも「変化」ですが、今回はそれに加えて「信念」が重要なキーワードとなっていました。

 

特に印象に残っている場面は、「ヘム」が自分は「ホー」よりも優れていると思い込んでいたことに気づく場面です。

 

「ヘム」はこの思い込みにより、「ホー」からの誘いに乗れませんでした。

 

それを後悔しながら新たな仲間「ホープ」と冒険を続ける「ヘム」はみるみる変化していきます。

 

生活している中でこの「思い込みの檻」に閉じ込められていることがあると思います。

 

まずはそこに気づく

 

そして、抜け出す

 

これによって前に進めるということが物語を通してわかりました。

 

あ!

 

ちなみに今作も物語部分は60ページと短いので、サクッと読めました!

 

今回も1時間で読めて10年間役に立ちそうだね!

 

学んだこと

 

  1. 信念とは何か
  2. 良い信念と悪い信念
  3. 信念の限界

 

信念信念うるさくてごめんなさい笑

 

ですが、これほど信念について学ぶことも少ないと思うので、しばしお付き合いください!

 

信念とは何か

 

信念とは、自分が真実だと信じる考えのことである

 

つまり、「チーズはどこへ消えた?」の時点での「ヘム」の信念は『このままここにいて分析を行えば良い方向へとことが運ぶ』だった。

 

「これが正しい」と自分が信じることが信念になる。

 

そして、行動はその信念に基づいて行われる。

 

さらに、この信念は全て自分次第

 

なにを正しいと信じるか、自分の信念をどこまで持ち続けるのかも自分次第。

 

「ヘム」は自分が正しいと信じ続けた結果、「ホー」についていけなかった。

 

信念は自分が作り出し、自分で変えることもできる。

 

まずは、「信念がある」ということに気づくことで、自分なりの基準に気づくことができる。

 

悪い信念と良い信念

 

あなたの足を引っ張る信念がある

あなたを向上させる信念もある

 

悪い信念

 

もちろん、足を引っ張る信念がこれにあたる。

 

「ヘム」は先ほどのあげた『動かない方が良い』という信念を貫いていたことにより、迷路に踏み出せなかった。

 

自分の信念を客観的に考えることが大切。

 

古い信念に縛られ続けていると、新しい変化に対応できず、さらには、変化にも気づけなくなってしまう。

 

良い信念

 

これは、自分を向上させる信念にあたる。

 

「ヘム」「ホープ」の考えを信じたことで、良い方向へと向かうことができた。

 

自分の考えだけを信じるのではなく、相手の考えも信じることで新しい信念が生まれる。

 

その新しい信念が新しい世界をもたらす。

 

信念の限界

 

あなたが信じられることに限界はない

 

「ヘム」はチーズやリンゴの探究は『不可能』だと諦めていたときに、『不可能』自体が信念であることに気がついた。

 

信念は無限であり、どのような信念も作ることができる。

 

ときには、ないものをあると信じる信念も重要になる。

 

『迷路の外なんてない』という信念より、『迷路の外にはなにがあるんだろう?』という信念の方が楽しみをもたらす。

 

大袈裟にはなるが、もし、『万能細胞なんかない』という信念を山中伸弥教授が貫いていたら、『iPS細胞』は発見されなかった。

 

新しいことを成し遂げるには、限界のない信念を使うことも必要なのかもしれない。

 

 

さいごに

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

「チーズはどこへ消えた?」は読んだことあるが、「迷路の外には何がある?」は読んだことないという方も多いのではないのでしょうか?

 

「チーズはどこへ消えた?」では知ることのできない教訓をもたらしてくれるこの本を読んでみてはいかがでしょうか?

 

前回の記事はこちらからどうぞ!

 

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